20080502 名探偵コナン 戦慄の楽譜（フルスコア）

高名な元ピアニストが率いる音楽アカデミーの出身者ばかりを狙った連続殺人事件が発生。コナンたち一行はその元ピアニストが作った音楽ホールのコンサートに招かれるが、コンサート本番に向けて次々と不振な事件が続発する。そして本番当日、コナンたちがコンサート会場を訪れると、大爆発が起こり会場は火の海に包まれてしまう。（シネマトゥデイ）

ぷちと一緒に劇場版第12作目の名探偵コナンを観に行ってきましたー。
連休中（？）なのに、劇場内は空いてまして……いつも行くたびに大丈夫なのかと思うよ、あの映画館……国内で一番最初に出来たシネプレックスらしいのに(^_^;)

今回の映画は音楽がテーマ……ということで、アクション少なめ。そのためかどうか、劇場版出だしで恒例のコナン秘密道具（スケボーとかサッカーボールとか）の紹介は無し。そこでまずぷちと一緒にいつもと違うねー？　と言っていたのですが……。
正直、小学生くらいのお子様だと飽きてしまうかも……？　派手なアクションが少ないし、少年探偵団も動き回らないので、子供的にはどこをおもしろがって見ればいいのかちょっとわかんなくなっちゃうのかな；；
ぷちも隣でごそごそやってました（夢中になって見てれば大人しい。苦笑）。

ただ、楽しめないか、面白くないかというとそれは違ってて……高井的には、それなりに面白かったと思いましたですよ。
アヴェ・マリアとか、アメイジング・グレイスなどの楽曲は素晴らしく、きちんと音楽に演奏・口の動きなどがあってるし、アニメとしてのクオリティはさすが！　と感心しました。
まぁ、ツッコミどころは例によって例の如く満載なのですが、それも含めて最後まで見させるストーリーには合格点をあげたいところです。

ともかく、音楽が素晴らしかった！

以下、ツッコミどころ（ネタバレあり）。



コナンが絶対音感を持ってることは納得する――ピアノ聴いてメッセージに置き換えることが出来たり、携帯のプッシュ音を正確に聴き取れたりする――のですが、コナンは音痴ですよね？　音程・音階を正確に聞き取れるのに音痴なのは、声で音を正確に出せないからでは？　なのに、プッシュホンの音を正確に再現できるのはなんで？

いくら防音が完全だからといっても、ホールが爆発してるのに誰も演奏を止めに行かないのは何故？　出演者が気がつかないとしても、バックステージには係員やらなにやらいるはずなのに……。普通、曲の切れ目とかに言いに行くんじゃ？

コナンが屋上に放置した少年探偵団バッジには意味があったの？　思わせぶりに放って行ったのに、伏線として回収された？　それとも高井、何か見逃していたでしょうか……；；

以上！
ツッコミどころについては高井が不思議に思ったことを列挙してみました。
どなたか、解説してくれる方いらっしゃいましたらお願いプリーズ（笑）。

コメント 2

突然失礼。いけやんと申します。

今回の作品の私の評価は上の中といった感じでしょうか。
例年あるような派手なアクションシーンは控えめでしたが、今回はアクション的な迫力よりも美しさという面での迫力を前面に出したというのがウリなのではないでしょうか。

ツッコミどころとしては、確かに音楽ホールの外で爆発が何度も起きているのに誰も気付かないというのは不自然ですね。防音・防振されているとはいえ、火災も起きて煙も充満していそう。さすがに誰か気付くでしょう。

コナンが探偵バッジを放置したのは、おそらく音響機器等に支障が出るからでしょう。パンフレット等にも解説があります。
だからコナンは携帯電話を持っていなかったし、少年探偵団も探偵バッジは持ってきていなかったのです。
緊急事態とはいえ、コンサートに支障をきたすと、問題があるのではないかとコナンも薄々感づいていたのでしょう。事実、パイプオルガンに問題がありましたし。
by いけやん (2008-05-09 16:35) 

＞いけやんさん
こんにちは、コメントありがとうございます！

コナンは対象年齢が絞りにくくて大変な作品なのかな～、と思います。
おっしゃるように“美しさという面での迫力がウリ”だったと思うんですが、それだとなかなか子供にはとっつきにくいかな～と(^_^;)

探偵バッジにはそんな設定があったのですね！
パンフレットを今回買わなかったので全然気がついてませんでした。
そういえば、確かに劇中でコナンが少年探偵団に“置いてきたな”と念押ししていたシーンがあったような…？
単純にコンサート中に携帯を鳴らしちゃいけないのと同じような理由で置いてきたのかな、と思っていました…。
教えていただきありがとうございました(^_^)
by 美耶 (2008-05-10 02:29)